被写界深度(DOF)エフェクトを作ってみました。
すでにMMEエフェクトとしてDOFは既出ネタなので、もはや有り難みは無いかもしれませんが基本的なエフェクトなので自分なりのアプローチを持っておこうと思いました。
いろいろ試行錯誤した結果2種類のDOFを作成することになりました。
1つめ(PowerDOF)は前ボケ・後ボケ共にかなり強力なぼかしが入れられるようになっています。
2つめ(HgDOF)は前ボケのにじみをより現実に近い形になるよう高品位を追求してみました(その結果かなり重くなった)。奥にピントが合っている状態で手前のモデルによる前ボケのにじみが重なってもピントが合っている方はボケることがありません。
マシンスペックや好みの問題もあるのでどちらが優れていると言うことはありませんが、この辺は状況に応じて使ってもらえれば・・と思います。
あとDOFの制作過程で付随的に作ったエフェクト2つ
1.MLAA
Morphological Antialiasing(MLAA)法を用いたポストエフェクトによるアンチエイリアシング。
後ボケ処理をした後にピントがあったモデルにジャギーが出るので、その対策に組み込もうと思ったのですが、MMDとの相性が良くないことが解ったため組み込みは見送り、単体エフェクトとしました。
2.GaussianPlus
ガウスフィルターの改良版
強力ばぼかしをきれいに入れる方法を試行錯誤する課程でテスト的に作ったサンプルエフェクト
以上4つ、いつもの置き場に置いておきます。
https://hariganep.seesaa.net/article/201010article_1.html
MLAAの追記:https://hariganep.seesaa.net/article/201210article_2.html
この記事へのコメント